i-モラル日記

「愛知情報モラル対応講座1」若者の声

公開日
2009/12/11
更新日
2009/12/11

県教委

 講座には、大学生も参加してくれました。大人との感じ方のギャップに驚かされます。
参加者の声の紹介の5回目です。

◆講義の内容を聞いて思ったのは、「私達の世代では当たり前の事である」ということ。私達と私達の親世代との認識の差を大きく感じました。同時に知識を持っている私達のような人間が次に伝える側にまわり、子どもだけでなく大人にも伝えていくべきだと思いました。

◆大人はそんなにも知らないのかと、とても驚いた。10代の自分からすると「今さら!?」「なに驚いているの?」というような内容が多かった。
 中学生時代、親の許可がないとパソコン(インターネット)が使えなかった。でも、PSP(プレステーションポータブル)を買ってもらっていたので、自分の部屋でインターネットにつないで自由に遊んでいた。
 そんな私ですが、「小・中学生には携帯は必要ない」というのには賛成です。小・中は自宅が近いし、まだ小さいので連絡手段としても必要ないと思います。高校生は必要です。携帯は両刃の剣だと思います。でも子どもからすると、持っていないと持っている子達にのけ者にされて、グループからもはばにされるかもしれないのが怖いです。

◆携帯電話を持つ子ども、それを管理する親、どちらも行動に責任をもっととらなければいけないという事が、よくわかりました。とても貴重なお話を聞く事ができました。コミュニティサイトがどんなものか初めて詳しく知りました。聞いてよかったです。

 相談員の方、教育行政の方などからも、感想が寄せられています。

■ネットモラルのことは、話を耳にしたことはありましたが、今回具体的な資料を見て驚きました。あまりにも知らない現状・・・こんな事態になっていたとは・・
 電話相談員をしているので、これからも知識を増やして子どもの相談に役に立てて行きたいと思います。

■子どもたちが行っているネット遊びについては、実際に見たことがなかったので参考になった。相談にくる小学生で、すでに夜中までパソコンでインターネットに熱中している子がいて問題だと感じている。保護者への啓発活動が必要だと思った。今日まず自分が、友人に夕方話します。

■茨城県メディア教育指導員のような組織を愛知県として早急に立ち上げるべきである。

■愛知県でもインストラクター、指導員活動を推進していきたい。早急に行わなければならない。

■ゲーム機がこんなにも危険なものだということについて、初めて知りました。第2部最後に講師の方がおっしゃった『法の規制やメディアへの対応の仕方がすべてではないのです』という言葉がとても印象に残っています。

■ケータイネットの知識がなく、この機会に勉強したいと思い、講座に参加しました。私の子どもは2人とも社会人になり、トラブルに巻き込まれず、信頼して携帯電話を持たせてきました。自分にはフィルタリング等の知識もなく、今日で全てが理解できたわけではありませんが、受講できてよかったです。「知らないこと」の怖さを知りました。


 講座1の感想は、これで終わりです。「愛知情報モラル対応講座2」が、12月10日に岡崎で開催されました。12日に一宮、13日に名古屋でも開催されます。参加者の方に実際に携帯電話をお渡しし、子どもと同じ体験をしていただきます。驚愕の実態が、さらに明らかになります。感想を掲載していきますので、またご覧ください。

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