【吉良・吉田小】「携帯電話とわたしたちの生活」について
- 公開日
- 2010/01/29
- 更新日
- 2010/01/29
愛知1200校の取り組み
本校の6年2組の児童を対象に,「自分専用の携帯電話を持っているか」など,携帯電話に関するアンケート調査を行った。調査の結果,学級のわずか二人児童が自分専用の携帯電話を所持しているだけで,学級の大多数の児童が所持していないことが分かった。持っていないと答えた児童に「持ちたいと思うか」と尋ねたところ,30%弱の児童が「はい」と答え,その理由を「あれば便利だから」と記した。「いいえ」と答えた残りの児童は,「今はまだみんなが持っていなくてメールとかできない」と必要性を感じていないものの,いずれは持ちたいという思いをもっていることがうかがえた。そこで,将来的に児童のコミュニケーションのツールとなる携帯電話に焦点を当て,「携帯電話とわたしたちの生活」と題して情報モラルの実践を行った。扱った教材は,『NTT docomo「ケータイ安全教室 映像教材」』である。
授業を終えた児童の感想には,「便利だけれど,悪用されると危険だということが分かりました」とあった。今回の実践を機に,情報機器のメリットだけでなく,デメリットにも目を向け,正しく判断できる児童の育成を進めたい。