【豊田・幸海小】電子メールのルール
- 公開日
- 2010/04/19
- 更新日
- 2010/04/19
愛知1200校の取り組み
□授業の様子
教科:道徳『電子メールのルール メールって便利だね でもマナーも大切』
1.パソコンや携帯電話のメール機能についての、利用経験をたずねる。
・5名、メール機能の経験がある。1人は自分専用の携帯電話を持っている。
・親の携帯電話を使ってメールの送受信をしたことがある者が、8割程度。
2.ビデオを見て、メールをするときに気をつけなければならないことを考える。
・友達の悪口をメールで送らない。
・時間を考えて、遅い時間にはメールを送らない。
□児童・生徒の様子
・自分専用の携帯電話は持っていなくても、家族関係からメールのやりとりに関して身近に感じているようだ。中学生になったら携帯電話を持ちたいか、とたずねると7割程の児童が挙手をした。やはり携帯電話に対する憧れは強いようだった。
・今回のビデオを見て考えられる「気をつけなければならないこと」は、上記のようなものが挙げられた。その他にも、家族での体験談や、私自身の体験談も交えて気をつけなければならないことを話し合った。「メールを読む相手が気分を害するような、適当な返事を返さない。」「送られてきた文の量に見合うだけの文の量で返すのが望ましい。」「丁寧な言葉遣いをする。」「どうしても夜遅くに伝えなければならないことができたときは『夜分遅くにすいません』といった断りの内容をいれる」といったことを確認しあうことができた。
□成果と今後の課題
現在、携帯電話を持っている児童が少ないが、中学に進学すると全員が自転車通学 ということもあり、携帯電話を持つ者は一気に増えると考えられる。数年後に使うと分かっているメール機能のマナーについて少しでも、理解することができた。実際に使い始めたときにも同じような、授業をできたら良いと思うが、今回のこの授業がその時に少しでも思い出されれば、この授業の成果はあったのだと思う。この授業のあとにも、情報モラルに関する授業を行った。たくさんの情報や通信手段が存在する現代だからこそ、必要となる自分を守る力の「情報モラル」について、今後もこまめに指導していきたい。