【豊田・加納小】4年生、高学年の仲間入りと情報モラル
- 公開日
- 2010/04/27
- 更新日
- 2010/04/27
愛知1200校の取り組み
新年度を迎え,4年生に進級し,高学年の仲間入りをしたクラスで,年度始めに情報モラルに関する授業を行った。まず,コンピュータ室を使用し,それぞれのコンピュータを親機から立ち上げる様子を子どもたちに見させ,自分のコンピュータをログインさせるところまで画面で示した。そして,自分の学年・学級・名簿番号を正しく入力させた。その際,注意点として,自分以外の人になりすまし,他の人の名簿番号などを入力すると,間違ってログインした他の人が自分のところへログインしようとすると,既に使われていることになってしまい,大変困ることを話した。すると,児童は,その論理を理解することができ,今まで以上にログインするときに気をつけて入力しようとする姿が見られた。
また,Yahoo!などのインターネットでの検索では,実際には,高額を架空請求される危ないサイトがあるので,使うときには,危険なサイトを見ることは避けた方がよいことを指導した。具体的には,「STUDYシリーズ ポータルサイト」の「インターネットのルールとマナー」の中にある「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」<1章:身につけること・覚えておくこと><2章:法律で決められていること><3章:電子メール><4章:インターネット上でのコミュニケーション><5章:ウェブページによる情報発信><6章:ウェブページによるサービスの利用>で,普段の生活にも規則があるように,インターネットを使うときにも守らなければいけないルールやマナーがあることを学習した。
さらに,これから先,メールで文章などを送付したり,受け取ったりすることが増えていくと思うが,そのときには,相手の悪口などをメールで書いたり,インターネット上で,ブログなどに誹謗中傷を載せたりすることはいけないことだということを,4年生にもわかるように話した。実際には,現在,メールのやりとりをしたり,ブログに載せたりしている子は少ない。現代は,コンピュータを使えるようになり,便利な世の中になったが,情報モラルに十分気をつけて,自分たちのできることを増やしていけるとよいことを,今後も学習していきたいと思う。