【刈谷・平成小】 道徳で「メール」を通して「思いやり」の大切さを学ぶ
- 公開日
- 2010/04/27
- 更新日
- 2010/04/27
愛知1200校の取り組み
学校においても、緊急連絡網として携帯メールを位置づけたり、学校間の連絡にも利用したりするなど、現代社会でメールは情報伝達手段として欠かせない存在となっている。しかし、文字だけでは気持ちを伝えることが難しく、ネットでのトラブルの原因となっている。携帯電話を使い始めている4年生の道徳で「メール」を題材として取り上げた。
同じ「メール」の文章が、人によって「はげまし」と感じられたり、「ひやかし」や「悪口」と感じられることに気づかせ、相手と向き合って話せば気持ちを伝えられる表現であっても、文字だけでは誤解を招き、相手を傷つける場合があることを教えた。そして、メールでは、相手への思いやりとして、誤解を招かないような表現を心がけることが大切であることに気づかせることができた。
児童に示したメール
「健太へ 今日のサッカーのし合は残念だったな。せっかくおれがいいパスを回してやったのに,かんじんなところでころぶなんて、ほんとどじだよなあ。どうせいつものことだけどな。おまけに,し合にも負けちゃうしさ。はでにころんでたのに,足,けがしなくてよかったな。次のし合ではちゃんとやれよ!」