【蟹江・蟹江小】相手を思いやるコミュニケーション
- 公開日
- 2010/05/11
- 更新日
- 2010/05/11
愛知1200校の取り組み
本校では、4年生〜6年生を対象に情報モラル「春の家ケータイ物語」を利用して学期に1回、年3回の授業を計画している。今回は、5年生の実践を報告する。
昨今は、小学生でも個人で携帯電話をもっていたり、親から借りたりして、友人とメールを楽しんでいる子が多い。メールは離れている友人にもすぐに直接送ることができるため、コミュニケーションツールとして気軽に利用されている。一方、文字によるコミュニケーションのため、誤解を生じやすく、トラブルの原因になることもある。
本学級でも、メールで送った何気ない一言が原因となりトラブルが起きていた。そのときは初期段階で担任が気づき、指導を行ったため、すぐに仲直りすることができた。しかし、このようなトラブルは一部の子だけに限られたものではなく、現代社会ではどの子にも起こり得る問題であると考えた。
そこで、「メールによるコミュニケーションは、相手の気持ちを考え、思いやることが大切であることを理解する」ことを目標とし、授業を行った。授業では「春野家ケータイ物語・言葉には できない思いを 文字にして」を視聴後、メールの良い使い方と良くない使い方について話し合い、これからどのように使っていくかを考えた。
授業後の感想では、すでにメールを利用している子が正しい使い方を改めて確認できた。また、使ったことがない子も使うときには本時で学習した内容を思い出したいという思いをもつことができた。