i-モラル日記

【稲沢・千代田小】考えや気持ちの伝え方について考えよう

公開日
2010/06/17
更新日
2010/06/17

愛知1200校の取り組み

 6年生を対象に,考えや気持ちの伝え方について考える授業を実施しました。
 授業では,まず,考えや気持ちを伝える方法には何があるか聞き,「電話」「直接会って話す」「メール」「手紙」といった方法が出されました。その中で特に現在,自分たちの間でも広がりつつあるメールの特徴について考えさせました。「手紙と違ってすぐ連絡がとれる」「写真も送れる」「一度にたくさんの人に送れる」などのよさがある反面,「打つのが面倒」「電池が切れると使えない」などの意見が出されました。さらに,例えば「ごめんなさい」という同じ文字でも,態度や表情などによって気持ちの伝わり方に違いがあり,文字だけでは気持ちがうまく伝わらないどころか,まったく正反対に受け取られる場合もあることも実感させました。そして,メールは文字のみの伝達であり,何気なく打った文字が思わぬトラブルを生む危険性があることにも気づかせました。
 授業を通して,メールは便利ではあるが万能ではないこと,また,メールに限らず,手紙や電話など,考えや気持ちを伝える方法はいろいろあるが,それぞれの特徴を知り,時と場合によって上手に使い分けていくことが大切だという意識を高めることができました。