【岡崎・福岡小】「ケータイとわたしたちの生活」の授業実践
- 公開日
- 2010/07/02
- 更新日
- 2010/07/02
愛知1200校の取り組み
中学生になると所持率が格段と上がる携帯電話。この夏休みに、そろそろと考えている子どもたちも少なくない。そこで、携帯電話の使い方について考えさせたいと思い、6年生を対象に、「ケータイとわたしたちの生活」を利用した授業を実施した。
事前のアンケートでは、携帯電話をもっている児童はクラスの15パーセントほどであった。持っている児童全員、兄弟が上におり、その兄弟が持っていることで影響を受け、親にねだって買ってもらったようである。携帯電話の使い方では、塾の送り迎えや外出したときに迎えに来てもらうように頼むために使っているようである。
授業では、携帯電話を必要なときだけ使う子と、意味のないメールやゲームを長時間してしまったり、友達と長電話をしてしまう子との対比から、携帯電話を正しく使うとは、どういうことかを考えさせた。携帯電話を実際に持っている児童も、持っている子が少なく、友達との通話などの関心がまだ低いこともあり、迎えに来てもらうときの親への通話など、必要なとき以外は使わないのが携帯電話の正しい使い方であると考えていた。
次に、携帯電話の料金について、教師の携帯料金表をもとに、利用によってかなり高額になることを学んだ。携帯電話に興味のある子も、金銭的な面については、関心はなく、今回、勉強になったようである。とくに、メール、通話だけでもかなりの金額になること。Web閲覧を利用すればさらに料金がかさむことである。
多くの児童にとっては携帯電話の利用はこれからで、事前指導になった。先日、薬物乱用防止の授業で、携帯電話による誘いの例が出ていたばかりで、タイムリーであった。
☆授業後の感想から
「携帯電話を持つようになったら、正しい使い方で必要なときだけに使おうと思った。ゲームとかをやりまくるのはやめようと思った。」