i-モラル日記

【瀬戸・下品野小】情報モラル講座(「携帯電話の使い方」編)

公開日
2010/07/07
更新日
2010/07/07

愛知1200校の取り組み

 今年は6年生の児童を対象に、「携帯電話」の使い方についての講座を開きました。
 講座を受けたクラスの子どもたちは、まだ大半の子が自分の携帯電話を持っていません。しかし、多くの子が携帯電話には興味があり、また保護者の方の携帯電話を使ってゲームやメールなどを実際にしたことがあるということでした。
 今回は、携帯電話会社制作のDVD教材を中心に据え、以下の3点を勉強しました。
1.携帯電話のよいところ(こんなことに使えて便利!)
2.携帯電話でやってはいけないこと(使い方のマナーなど)
3.携帯電話で注意すべきこと(携帯電話にまつわるトラブルなど)
 特に、3の問題について、携帯電話のオンラインゲームで莫大な金額の請求が来たという実例を話したところ、実際に遊んだことのある男の子から、「(自分も、ゲームの料金の)課金の画面を見たことがある。」という発言がなされました。その子は「家の人に相談して、その場で進めるのをやめた」そうです。そこではトラブルにはなりませんでしたが、他の子からも「(課金のシステムが)わかりにくい。」「自分もやってしまいそうになった。」という意見がたくさん出され、身近な問題としてみんなで考えることができました。
 講座を終えてみて、子どもたちにとって、携帯電話というのは大変魅力的なツールであることがわかりました。しかし、それ以上に、携帯電話を取り巻く様々なシステムそのものが、子どもたちには大変わかりにくいこと、そしてその利用には、保護者の方と相談しながら進めていくことが不可欠だということを実感しました。今後の情報モラルや情報リテラシーの授業に生かしていきたいと思います。