【稲沢・大里中】情報モラルを高めよう
- 公開日
- 2010/07/13
- 更新日
- 2010/07/13
愛知1200校の取り組み
夏休みは生徒の自由時間が増え,携帯電話を使ったいたずらや,迷惑メールなどトラブルが起きやすくなります。また興味本位にのぞいたサイトから,被害に遭うケースも多く耳にします。そこで,夏休みを前に,携帯メールやEメールによるトラブルの予防を目的に,全校生徒を対象に「情報モラルを考える会」を開きました。
まず,生徒指導主事が,身近に起こった携帯メールの被害やトラブルの例を話しました。出会い系サイトに入り込んだために,呼び出されて被害に遭った例,うかつにメールアドレスを知らせたために,迷惑メールが急増した例などです。
次に,携帯電話会社の作成した資料を使って,実際のメールの文例を示し,危険に気づくことができるようにしました。勧誘メールや脅迫メールなどの文章は,生徒にとって見慣れないものだけに,初めて自分の携帯電話で受信すると,つい引っかかってしまうかもしれません。知らない人や業者からのメールには,十分に注意することが大切です。
最後に,自分に悪気がなくても加害者になる例として,チェーンメールやブログへの書き込みから大きなトラブルになった事件を伝えました。
教室に戻って,各自の感想を書いてもらい,それをもとに夏休みの過ごし方を話し合いました。家庭でも情報モラルについて話題にして,家族みんなでモラルを高められるようにはたらきかけたいと思います。