豊橋市立飯村小学校の６年生は、いつかは手にするであろう携帯電話やパソコンでのトラブルに巻き込まれたときのために、対処する方法を学ぶため、「春野家ケータイ物語」を利用した授業を行いました。
授業では、初めに日常生活の中で起こる友達とのトラブルについて考えました。その後、以下の内容のようなDVDを視聴しました。
・掲示板にいやがらせの書き込み
・実際の生活の中でもいじめに発展
・友達や家族、先生が支えてくれたことでいじめに立ち向かう
　視聴後、掲示板の書き込みを見たときの主人公の気持ちを考え、「何で悪口書くの？」「みんなひどい」「学校へ行きたくない」などの意見が出ました。子どもたちのふり返りに「裏サイトは怖い」「掲示板は危険」などと書いてあり、掲示板の恐ろしさを子どもたちなりに感じとったようです。しかし、掲示板は情報交換や人と人との結びつきを深めるために役立つものでもあります。そこで、相手の気持ちを考えた使い方をし、自分の発信したことに責任をもつことを確認しました。そして、携帯電話やインターネットを活用していて困ったことがあったら、信頼できる大人に相談することも学びました。