【豊田・大沼小】小学校2年 学級活動「インターネットを使うときの約束」
- 公開日
- 2010/08/11
- 更新日
- 2010/08/11
愛知1200校の取り組み
1.情報モラルに関する本校の現状
・校内では、教師の指導のもとでインターネットを活用し、正しい利用法を指導している
・情報モラルに関する指導を「コンピュータ利用指導計画」の中に位置づけ、学年に応じた指導に取り組んでいる。
2.実 践
(1)授業・活動の様子
・小学校2年 学級活動「インターネットを使うときの約束」(1/1)
〔ねらい〕インターネットを正しく安全に利用するためには、守らなければいけないルールがあることを知る。
・資 料 「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」
(小学館ファミリーネット—インターネットのルールとマナー)
・主な活動内容
・インターネットや携帯電話の便利さと危険性について知る。
・インターネットを利用し、実際に「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」を検索してみる。
・「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」を見て、相手を思いやることの大切さについて、話し合う。
Q1 のび太は、どんな気持ちでみんなにメールを送ったのだろうか。
Q2 メールを読んだジャイアンは、どうして怒ったのだろうか。
・「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」を見て、著作権について知り、分かったことを発表する。
Q3 ドラえもんの一言コーナーを読んで分かったことを発表しよう。
・これから守りたいことを発表する。
(2)児童の反応や様子
本学級の児童は、まだ2年生ということで、今までにインターネットを利用したりメールを送ったりした経験がまったくない。そこで、今回は、初めにインターネットの特長と危険性について低学年にも分かるように、かみくだいて説明した。そしてまんがを見ながら、メールを書くときとインターネットを利用する際に伴う著作権について学んだ。ドラえもんのまんがを見ながらの学習だったので、2年生でもおおよその内容を理解することができた。
最後の感想では、以下のような発言があった。
・人がいやがるようのことをメールしない。
・一番勉強になったことは、パソコンは、世界中につながっていること。
・インターネットを使う時は、インターネットのやり方をちゃんと知っている人といっしょにやらなきゃいけない。
・インターネットから、かってに絵や写真を使うと犯罪になっちゃうことが分かった。
3 これまでの成果と課題
情報モラルについての指導は、学年ごとに「コンピュータの年間利用指導計画」の中に位置づけ、学級の実態に応じて担任が指導している。今後は、学年の枠を超えて、系統立てた指導計画を立てて指導していけるよう、全教員が共通理解を図りたい。
インターネットやメールの使い方について分かりやすく紹介する資料の収集に心がけ、低学年から繰り返し指導して行けるようにしていきたい。