【岡崎・奥殿小】ケイタイを正しく使おう
- 公開日
- 2010/08/27
- 更新日
- 2010/08/27
愛知1200校の取り組み
昨年度は、パソコンのネット利用についてのあり方を重点に指導しましたが、今年度は、携帯電話について取り組んでみました。
本校は、小規模校であり、その地域性からか、携帯電話の児童の所有率が低く、塾への送り迎えの連絡のみだったり、親と共有で持ったりするだけで、あえて危険性を学習する必要があまりない状況と言えます。しかし、何もしないでいたことで、一部の児童で、誤った利用をしたり、それがもとで何らかの危険な状況に陥ったりしたら..という心配もあります。既に、携帯電話の正しい利用についての、チラシによる呼びかけや各学級での担任による指導は、随時取り組んできましたが、携帯電話(以下「ケイタイ」)の利用について、1時間の授業で指導する例を、夏休みの出校日を利用して、まず、1学級で実践することにしました。
対象は、これから携帯(以下、「ケイタイ」)を持つであろう学年ということで、2年生25名の学級としました。内容は、ケイタイ本来の利用を適切に行うこの便利さと同時に、ゲームやメールなどの利用ばかりを行うことから生まれる生活の乱れや、メールに潜む危険性を指導用ビデオの視聴や、話し合いを通した学習活動です。
児童らは、特にメールの利用に「相手が見えない」という危険を十分認識し、個人情報が漏れることの怖さを感じたようでした。今後、個々にケイタイを持ったときに、こうした学習の記憶が、適切な利用のための「心のかせ」となってくれることを期待し、他学年や全校でも、指導の幅を広げていきたいと取り組んでいきます。