i-モラル日記

【刈谷・かりがね小】6年 情報モラル授業

公開日
2010/09/06
更新日
2010/09/06

愛知1200校の取り組み

 本校では、市内各校に導入されているネットワーク教材「事例で学ぶNetモラル」というソフトを利用して、3年生から6年生までの児童に情報モラル授業を行っています。学期に1回社会情勢や学級の子どもたちの実態に合わせて学習を進めるようにしています。
 今年4月、愛知県内で起きた「インターネットによる買い物の依存症が原因で親を殺害してしまった事件」が話題になりました。6年生で「ネットショッピング」についてアンケートをとったところ「自分で買い物をした」という子どもはいませんでしたが「保護者が買い物をしているので興味がある」という子どもは何人かいました。そこで、6年生では「ネットショッピング」について学習することにしました。
 はじめは、「インターネットが原因で殺人事件になるなんて信じられない」といった意見がほとんどでしたが、学習を進めていくと「簡単に買い物ができて便利」「便利だけどお金の感覚がマヒしてしまうのではないか」という意見に変わっていきました。中学生対象の内容でしたが、実際に起きた事件と関連させて学習したことで、子どもたちに便利さと危険を考えさせる題材となりました。