【豊田・若園小】 4年「自分だけのパスワードを作ってみよう」
- 公開日
- 2010/09/06
- 更新日
- 2010/09/06
愛知1200校の取り組み
はじめに「パスワードってどんなときに使うだろう」と子どもたちに問いかけると、 「パソコンを使うとき」「ゲームをするとき」などといった答えが続々と出てきて、予想以上にパスワードが身近なものであることがわかった。次に、パワーポイントによる資料「まさるくんの失敗」をみて、パスワードを安易に他人に教えてしまうと、どのような事態になるかを学習した。
「まさる君のゲームが勝手にいじられてしまったのはなぜだろう」と子どもたちに問いかけると、「自分が覚えやすくするためにパスワードを教えちゃったから」、「自分のひみつのパスワードを友達に言ったから」などといった答えが返ってきた。パスワードを他人に教えてしまうことは、自分の家のかぎを他人に預けてしまうこととまったく同じであり、大変危険なことだと強調した。
その後で、子どもたちは実際にパスワードを各自で製作した。パスワードは4〜8文字にし、他人に知られにくいように数字+アルファベットとするとよいこと、自分に関係することばを使うとよいことを助言し、考えさせた。
なお、このパスワードは、後日子どもたちが文書を作成・保存するときに、実際のパスワードとして使用できる。それだけに、みんな真剣に悩みながらパスワードを考えていた。(作成したパスワードは、教師の手で一括管理を行う。)
授業の最後に、本時の学習を振り返って、ワークシートに感想を書いた。子どもたちは、パスワードを安易に他人に教えてしまうと、大変なことになってしまうことや、「覚えやすく」「他人にわかりにくい」パスワードを作ることは意外とむずかしいといった感想を記入したり、発表したりしていた。