【新城・東郷東小】ケータイ安全教室
- 公開日
- 2010/09/22
- 更新日
- 2010/09/22
愛知1200校の取り組み
平成22年度当初の調査では,本校の6年生で携帯電話を所持している児童は15.4%でした。しかし,中学生になったら携帯電話を所持したいという児童は半数ほどになり,ほとんどの児童が,高校生になったら所持したいと考えています。そして,近隣の中学校では,携帯電話に関わるいじめやチェーンメール,多額請求などのトラブルに巻き込まれてしまった事例がいくつかあります。
そこで本校では,6年生を対象にケータイ安全教室を開催し,携帯電話に関わるトラブルをできるだけ回避できればと考えました。教材としては,NTTドコモから配布されたDVD「ケータイ安全教室」の入門編を使用しました。今年度新しくなったコンピュータ室で,携帯電話の使用に関するルールやマナーを紹介したDVDを視聴しました。クイズ形式で投げかけ,分かりやすく解説されており,「自転車に乗っているときに携帯電話がかかってきても,乗ったまま電話に出ない」など,現在高校生でもあまり守られていないルールについても,正しい理解をすることができました。
授業の感想には「『なりすまし』は怖いので、絶対に会いに行かない」「携帯電話は便利だけど,マナーを守り,悪質なサイトなどのトラブルに巻き込まれないように使わないといけないことが分かった」などの記述が多くあり,授業を通して携帯電話の安全な使用の仕方について,意識作りができたように思います。携帯電話をあまり所持していない今ですが,これからも機会をとらえ意識を高めさせ,児童の未来をより明るいものにしていきたいと思いました。