i-モラル日記

【弥富・大藤小】「サイバー犯罪について学ぼう」を実施しました

公開日
2010/10/25
更新日
2010/10/25

愛知1200校の取り組み

 10月19日(火)、5・6年生児童58名を対象に、「ネットモラル講習会 −サイバー犯罪について学ぼう」を行いました。講師は愛知県警察生活安全総務課サイバー犯罪対策室の方一名をお招きしました。
1.インターネットは何ができるのか
 ホームページ、メール、掲示板、ゲーム、ショッピング、ブログなど、児童はよく知っていました。また、パソコンだけでなくケータイ、ゲーム機、テレビ、レコーダなど多くの機器でインターネットできることもよく知っていました。しかし、世界とつながりだれでも利用できるだけに、犯罪に巻き込まれる可能性が高いことを教えていただきました。
2.利用する時の基本(被害者にならないために)
 (1)相手を信用しない。(2)身の覚えのない請求メールが来たら無視する。(3)チェーンメールは転送しない。など具体的な危険を知りました。また、「迷惑メール相談センター」を利用したり、フィルタリングソフトを使って、有害なサイトや変なサイトにつながらないように、親に設定してもらうとよいと教えていただきました。
3.掲示板に書き込んではいけないこと(加害者にならないために)
 人の悪口など自分がいやだと思うことは書かない。また、自分の個人情報、(顔写真・本名・住所・メールアドレス等)をのせないだけでなく、他人の個人情報ものせない。日記(ブログ)にも不適切な言葉を書かないよう気をつけなければいけない。これは、冗談でも犯行予告や「うざい」「きもい」などと書き込むと、脅迫罪や業務妨害の罪に問われて、警察につかまる可能性があるとのことでした。
4.著作権を守る
 他人のデータや写真などを勝手に使ったり、ネット上にアップロードすることは違法になります。場合によっては多額の損害賠償を請求されることもあります。また、他人のIDやパスワードを使ったり、だれかに教えたりすることも、不正アクセス禁止法により、違法になります。自分では、簡単なパスワードを設定しないようにして防ぎます。
 最後に、「困ったら自分たちだけで判断しないで、親や先生に相談し、警察の相談窓口もあるので、利用しましょう。」と教えられました。
全体的には、パワーポイントの資料を使って分かりやすく説明していただいたり、クイズ形式で児童の実態を調べて説明したりして、楽しく学習することができました。

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