【瀬戸・祖母懐小】親子で情報モラル教育
- 公開日
- 2010/10/25
- 更新日
- 2010/10/25
愛知1200校の取り組み
情報モラル教育では、保護者への啓蒙が大切だと考える。そこで、今年度、学校公開日に5年生と6年生の2学級で「事例で学ぶNetモラル」を使って授業を行った。
5年生では、「ちょ作物の利用」を使って、著作権に関する学習を行った。高学年になると、全く罪悪感を持たずに音楽CDのコピーを考える児童がいる。また、調べ学習で資料を集めるときに、ホームページの写真や本文をコピーして使ってしまうこともある。そこで、デジタルデータは容易にコピーできるが、個人で楽しむだけの場合と他の人に見せたりする場合では、違いがあることを知らせ、著作権とはどんな権利なのかを確認した。そして、著作物を使うときは、許可を得て使うことが大切なこと、引用するときは出典などを明記することを教えた。
6年生では、「電子メールのルール」を使って、メールをやりとりするときのマナーに関する学習を行った。本校の6年生は、まだ個人の携帯電話を持っている児童は少なく、実際にメールを日常的には使っていなかった。しかし、今後、連絡用に携帯電話を購入し、使用する可能性が高いため、電子メールは、便利ではあるが、表情が見えないために誤解を生みやすく、それがトラブルを原因になることを考えさせた。そして、相手に気持ちよく読んでもらうために、メールを書くときの言葉づかいや時間帯など、注意すべきマナーについても考えさせた。
今後も、急速に進む情報社会に対応して、子供たちが様々な場面で適正な対処ができるように、計画的に情報モラル教育を進めていきたいと考えている。