i-モラル日記

【豊田・美里中】「個人情報の流出の危険性」について学ぶ

公開日
2010/11/08
更新日
2010/11/08

愛知1200校の取り組み

 美里中学校では,「事例で学ぶNETモラル」を主な教材として,朝の会などで,全校一斉にビデオを見た。内容は,「なりすまし」「ネット上で知り合った人との約束は危険」「文字だけで伝える楽しさ,難しさ」「電子メールのルール」である。
さらに,中学1年生を対象として,「個人情報の流出の危険性」について学んだ。教材は,NTTドコモの「ケータイ安全教室」である。内容は,高校生の美咲が「プロフ(プロフィール)は友達しか見ていないだろう」と思いこみ,インターネット上に,自分の行動や思ったことをリアルタイムで書き込みすぎてしまい,事件に巻き込まれてしまうというものである。
 中学1年生の生徒の半数以上は携帯電話をもっている。ほとんどの生徒は,プロフやブログというものを利用したことがないが言葉は耳にしたことがあり,興味もある。今後,インターネット上でのコミュニケーションの場を利用することが予想されるため,インターネット上に断片的な情報しか載せていなくても,個人が特定されることがあるので,個人情報を載せることの危険性を具体的に学ばせた。
〈生徒の感想〉
・プロフなど自分のことを紹介できるものはとても便利だけど,使い方を誤ると大変なことになるということが分かりました。ぼくも,携帯電話を持っているので,もう一度使い方を考えてみようと思います。
・グリーとかがやりたかったけど,今日の授業でやりたくなくなった。
・インターネット上の情報は,自分は気づいていなくても,すごい勢いでみんなに回っていくので気をつけたい。

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