【蒲郡・西浦小】ローマ字学習とリンクさせた情報モラル教育
- 公開日
- 2010/11/16
- 更新日
- 2010/11/16
愛知1200校の取り組み
学校や家庭でインターネットを使っての調べ学習場面が多くなっていきます。必要な情報を検索し、WEBページの内容を正しく読み取り、情報を正しく判断する能力は小学校段階から身につけていく必要があります。情報を検索したり、まとめたりしたことを発信するためにキーボード操作の習熟は不可欠。3年生からの履修内容になったローマ字学習とiモラル教育をリンクさせた学習を小学校3年生で展開しました。
内容は、これまで国語科で進めてきたローマ字学習の発展として、パナソニックキッズスクール内コンテンツ「ローマ字タイピング練習ゲーム」、実際にWEB検索実習としてyahooきっずの検索窓、インターネットに潜む危険な落とし穴を知るためのデジタル教材「ネット社会の歩き方」。Yahooきっずの検索窓に検索ワードを打ち込み検索すると膨大なヒット数があること、その中から必要な情報を見つけることが大変なことであることを体験しました。「無料ゲーム」「芸能人情報」など子どもたちの興味を刺激するリンクがいくつかあり、サイトによっては危険な入り口があることを知りました。デジタル教材「ネット社会の歩き方」内の情報検索に関するユニット学習では、フィッシング詐欺的サイトに遭遇した小学生の事例をもとにインターネットの危険性を実感し、理解することができました。
ローマ字を学習しキーボード操作ができるようになってきた子どもたち。自転車にたとえるなら補助輪がとれたばかりでヘルメットもかぶっていない初心者です。ネットのルールやマナーを確実に体得し、ネット社会で転んだり大けがをしたりすることのないよう段階的な指導をおこなっています。