i-モラル日記

【岡崎・豊富小】「3年 著作権の大切さ」

公開日
2010/11/24
更新日
2010/11/24

愛知1200校の取り組み

 3年生を対象に情報モラル教育を行いました。子どもたちにアンケートを取ったところ、自分の気に入った友だちの絵やマンガをまねしてもいいと考えている子が多くいました。また、友だちからCDを借りて録音したり、親の影響でインターネットからダウンロードしたりして、好きな歌を集めている子も、少人数ながらいることが分かりました。そこで、情報モラル研修教材を利用して、著作権の意味を考える授業を行いました。
 教材の内容は、友だちが考えたキャラクターを軽い気持ちで自分の作品として発表してしまって、友だちの気持ちを傷つけてしまったという内容でした。視聴後、子どもたちは、宿題で切羽詰まってやむを得ずに友だちのキャラクターを使ってしまった主人公の気持ちと使われて悲しむ友だちの気持ちを考えて発表することができました。そして、人の作品を利用する時には、作者に許可を得ることの必要性に気づかせることができました。
 その後、映画館で映画の始まる前に放映される「ストップ・ザ・映画泥棒」のCMの意味を話ながら、どんな作品にも著作権があり、勝手にコピーしたり利用できないようになっていることを話しました。
 子どものからは、「作品には作った人のけんりがある事が分かった。まねをしたい時にはその子に相談しないといけないこともよく分かった。」との感想がありました。