i-モラル日記

【大府・共和西小】「パスワードはひみつの合言葉」

公開日
2010/11/25
更新日
2010/11/25

愛知1200校の取り組み

 第3学年を対象に実施した。調査によると、パスワードが使われている場面として児童が知っていたのは、「親がATMを利用する(預金を引き出すなど)ときにいっしょについて行ったことがある。」や、「ゲームソフトを利用するとき使ったことがある。」であった。
 パスワードについては多くの児童が知ってる、使ったことがある実態から、パスワードの使い方、秘密の必要性を説くために授業を行った。教材としてスズキ教育ソフト社製「あんしんあんぜん情報モラル」を使用した。授業は、ソフトの進行に沿って行い、まずATMを利用して母親が現金を引き出した後、キャッシュカードを盗まれる。盗んだ男が暗証番号を知ろうとして「電話番号」「誕生日」を入力するがわからない。ここで、画面が切り替わり、「あなたのまわりで、どんなところにパスワードが使われていますか。」「パスワードが、悪い人に知られてしまうと、どうなるでしょうか。」の質問が出され、児童同士で意見交換を行った。「お金を全部とられてしまう。」「秘密のものを知られてしまう。」という意見があった。その後、まとめの画面となり、「パスワードは本人だけが知っている、ひみつのカギです。」「パスワードは、本人であることを確認するためのものです。」などのメッセージが映し出され、まとめとした。ソフト使用後、児童に感想を書かせたところ、「他の人に絶対見せないようにする。」「紙に書かずに、しっかり覚えておく。」などが出された。パスワードを秘密にすることの大切さが分かってもらえた。