【蟹江・新蟹江小】情報モラルで学んだこと
- 公開日
- 2010/11/25
- 更新日
- 2010/11/25
愛知1200校の取り組み
10月14日(木)、5・6年生児童158名を対象に「ネットモラル講習会−サイバー犯罪について学ぼう」を行いました。講師は愛知県警察生活安全総務課サイバー犯罪対策室の方一名をお招きしました。
1 インターネットは何ができるのか
ホームページ、メール、掲示板、ゲーム、ショッピング、ブログなど、児童はよく知っていました。また、パソコンだけでなく、ケータイ、ゲーム機、テレビ、レコーダなど、多くの機器でインターネットができることもよく知っていました。しかし、世界とつながり誰でも利用できるだけに、犯罪に巻き込まれる可能性が高いことを教えていただきました。
2 利用するときの基本
(1)相手を信用しない。(2)身に覚えのない請求メールが来たら無視する。(3)チェーンメールは転送しない。など具体的な危険を知りました。また、「迷惑メール相談センター」を利用したりフィルタリングソフトを使って、有害なサイトや変なサイトにつながらないように、親に設定してもらうとよいと教えていただきました。
3 掲示板に書き込んではいけないこと(加害者にならないために)
人の悪口など自分がいやだと思うことは書かない。また、自分の個人情報(顔写真・学校名・本名・住所・メールアドレス等)をのせないだけでなく、他人の個人情報ものせない。特に、写真については、自分や家族、友だちだけでなく、旅行先で人の写った光景でもだめだということを知りました。日記(ブログ)にも不適切なことばを書かないよう気をつけなければいけない。これは、冗談でも犯行予告や「うざい」「きもい」などと書き込むと、脅迫罪や業務妨害の罪に問われて、警察につかまる可能性があるとのことでした。
4 著作権を守る
他人のデータや写真などを勝手に使ったり、ネット上にアップロードすることは違法、見るだけでも犯罪になります。場合によっては多額の損害賠償を請求されることもあります。また、他人のIDやパスワードを使ったり、だれかに教えたりすることも、不正アクセス禁止法により、違法になります。自分では簡単なパスワードを設定しないようにして防ぎます。
最後に、「困ったら自分だけで判断しないで、親や先生に相談し、警察の相談窓口もあるので利用しましょう。」また、「携帯電話には『フィルタリング』をしてもらうよう、親にお願いしましょう。」と教えられました。
全体的には、パワーポイントの資料を使って分かりやすく説明していただいたり、クイズ形式で児童の実態を調べて説明したりして、楽しく学習することができました。