i-モラル日記

【豊田・土橋小】3年「今、世界中につながっている」

公開日
2010/11/26
更新日
2010/12/03

愛知1200校の取り組み

 豊田市立土橋小学校の3年1組では、平成22年10月26日(火)に、情報教育指導員の方に支援をいただきながら情報モラルの学習を実施した。
 授業はコンピュータ室で行い、インターネットサイト「NECあんぜん・あんしん・インターネット」を、各児童がそれぞれのコンピュータを操作して閲覧した。同時に教師機のコンピュータ画面をスクリーンに投影して説明を加えた。3つのステップのうち、低学年向けに道徳的な心がまえを取り上げているステップ1「人と人、そしてじょうほう」の中の7項目を学習した。

1.人と人、そしてじょうほう
 インターネットは人と仲良くするための道具である。
2.インターネットは世界につながる
 手紙は届くまで数日かかり、電話は速いが相手の都合でつながらないこともある。インターネットやメールは瞬時に届き、相手は見たいときに見ることができる。
3.いろいろな人に会える場所
 世界にはおよそ200の国があり、言語、宗教、習慣、人種や男女、年齢もさまざまである。偏見の一例として、日本人が生魚を食べることを奇異に思う国の人もいる。
4.悪いことをする人だっている
 顔が見えない相手、なりすましなど、悪意や犯罪に気をつけなければいけない。
5.じょうほうとインターネット
 その情報は本当かどうか、それを利用する場合は自分で適切に判断する。
6.情報の作者のことを考える
 人がつくった情報(文章、絵、写真、音楽など)を安易にコピーすることは、それをつくるために苦労した人の気持ちを分かっていないということである。
7.ID? パスワード?
 家の鍵と同じで、泥棒に入られないようにしっかりと守るべきもの。
 
 子供たちは、家や学校のコンピュータが「今、世界中につながっている」ことに改めて気づき驚いていた。3年生は、そろそろコンピュータや携帯電話などを使い始める年齢である。偏見、悪意、マナーの悪さなどに起因するトラブルは生活の中で経験することもあり、そんな事例を情報社会の問題に重ねながら、情報モラルにおける望ましい心がまえを学んだ。