【一色・一色南部小】 著作権ってどんな権利なの?(5年・特活)
- 公開日
- 2010/11/29
- 更新日
- 2010/11/29
愛知1200校の取り組み
日常的に利用しているものの中に「著作権」が存在していることを知り、その意味を理解しながら、生活や学習の中で正しく活用することをねらいとして授業を行った。
導入として、普段使っているドリルや資料集の裏表紙に、「本書の全部または一部を複製・転写して児童に使用させると、著作権法違反となり罰せられます」と記載されていることを確認させた。子どもたちは、身の回りに著作権に関わるものがたくさんあることに気づき、どうすると著作権を侵害することになるのか興味を持った。そこで、社団法人『著作権情報センター』のホームページにある「楽しく学ぼう著作権・コピーライト資料館」のコンテンツを利用して、著作権の基本的な考え方について、アニメーションを見たりクイズに答えたりしながら、具体的に学習を進めた。
授業のまとめとして「著作権とはどんな権利か」をワークシートに書かせたところ、
「作品を作った人の大切な権利」「勝手にコピーしてはいけない権利」「使うときは作った人に許可をとらないといけない権利」という回答が多くあり、理解を深めることができたことがわかった。以下は、授業後の子どもたちの感想である。
○私は、初めて「著作権」ということばを聞いて、著作権にはたくさんのルールが あることがわかった。いつも勝手にやっているコピーも、気をつけてやらないと いけないと思った。
○国が決めた「著作権」の法律は間違っていないと思う。がんばって作った作者の 気持ちを考えているし、お店の利益のことをちゃんと考えている。著作権は、み んなで守らないといけない。