岩倉市立岩倉北小学校では、情報教育の指導計画の中に情報モラルに関する内容も取り入れ、児童の発達段階をふまえて指導を行っています。
　今回は１年生を対象とし、「知らない人からの電話」をテーマに学習を行いました。「一人で留守番をしているときに知らない人から電話がかかってきて、友達の住所や電話番号を聞かれたら」という場面で、どのような対応をしたらよいかを話し合いました。話し合いの中で、「電話を切る」「相手の名前を聞く」「『分かりません』と言う」などの意見が出され、「知らない人に住所や電話番号などの個人情報を教えてはいけない」ということ、個人情報を教えてしまうとどのような危険があるかなどを確認しました。
　対応の仕方を各自やペアで練習した後、代表児童が電話機を使って知らない人から電話がかかってきた場面のロールプレイングを行いました。「プレゼントを贈りたいから」「お母さんが交通事故にあったから」「お母さんの知り合いだから」など、つい相手を信じて情報を伝えてしまいそうな話に対しても、だまされずに対応することができました。