i-モラル日記

【豊田・高嶺小】チェーンメールが届いたら・・・

公開日
2010/12/05
更新日
2010/12/05

愛知1200校の取り組み

 豊田市立学校では、5年生の児童が「チェーンメール」についての学習を行いました。子どもたちの中で、現在携帯電話を持っている子は4名だけでした。しかし、今は持っていなくても「中学生になったら買ってもらうよ。」という子が多くいました。また、自宅でインターネットを利用する子も多くいて、検索をしたりメールをしたりして、さまざまな使い方をしているということでした。本時では、チェーンメールが来たときにどのような対応をするべきなのかを話し合いました。
 まず、「あなたの元に、知らない人からメールが届き、そのメールの最後に『このメールを5人に送ってください。そうすると、幸せになれますよ。』と書かれています。あなたはどうしますか?」と投げかけました。半数の子ども達が「送らない。」と答えましたが、残りは「内容を見てから決める。」「送ると思う。」という意見でした。そこで、ネチケットの話をしてインターネットを使うときのマナーを知り、チェーンメールについても学習をしました。それから、もう一度同じ質問をして、どうするべきなのかを話し合い、学級のほとんどの子が「どんな内容であっても送らない。」または、「もし、自分に回ってきたら消す。」などの意見でまとまりました。
 パソコンでも携帯電話でもできるメール。上手に使えば、とても便利な情報伝達ツールとなります。今後、使うことになるメールでトラブルに巻き込まれたり、悲しい思いをしたりしないように、これからも指導していきたいと思います。