【東栄・東栄中】携帯電話にひそむ危険
- 公開日
- 2010/12/09
- 更新日
- 2010/12/09
愛知1200校の取り組み
中学1年生学級活動で携帯電話の利用の注意点について学習を行った。携帯電話を所持している中学生は少数ではあるが、高校進学をきっかけにほとんどの生徒が持つことになる。みんなが持っていて、楽しく使っているので安全なツールと誤解してしまっているところがみられる。そこで、携帯電話を所持する前にその危険性を理解し、今後犯罪やいじめにまきこまれないようにするためにこの授業を設定した。
1年生は33名であり、そのうち携帯を所持している人数は4人である。生徒たちは携帯についてのよさを、「メールとかできて楽しそう」「いろいろな情報が手に入る」「音楽が好きなだけ聞くことができて便利」など、電話としての機能よりも情報端末として活用する道具としてとらえている。
そこで、「ちょっと待って、ケータイ」というDVDを資料として考えさせていった。その内容として、架空請求やメル友の関わり方、悪意のある書き込みなど、生徒にとっては刺激の強い内容であったが、それだけに携帯の恐ろしさを感じることができたようだった。生徒の感想の中に、「簡単に人を傷つけてしまうなんて、とても恐ろしいと思った。」「無料には気をつけないといけない」など、携帯には危険が潜んでいることを理解することができた。