【豊川・一宮東部小】肖像権についての学習
- 公開日
- 2010/12/13
- 更新日
- 2010/12/13
愛知1200校の取り組み
本校5年2組では、情報教育の年間計画に従って、情報モラルの授業「写真の使い方これっていいの?」を行いました。
子どもたちにも身近な道具になっている「デジカメ」で友だちの写真を撮るという、以下の具体的な三場面について考えさせました。
<事例1>許可なく写真を撮ること
<事例2>(許可を得て)撮った写真を加工すること
<事例3>(許可を得て)撮った写真を(発表会などで)許可なく使用すること
ほとんどの子たちがどれもいけないこととする中、事例2では「楽しいからよい」「ゲーム機の機能にあるのだからよい」、事例3では「必要ならよい」「大事な資料だからよい」「新聞でも使われているからよい」という意見も出されました。
授業のまとめとして、子どもたちから多く出された「(撮られた人・使われた人)が嫌な気持ちになることはいけない」「許可を得ないといけない」ことを確認し、「肖像権」という用語を教えました。
これまでの教科や総合的な学習の中で、勝手に友だちや他人の写真を使っていた場面を思い起こしながら、改めて他人の、そして自分の権利について考えるよい機会となりました。