i-モラル日記

【田原・泉小】携帯電話利用に潜む危険性

公開日
2010/12/24
更新日
2010/12/24

愛知1200校の取り組み

 高学年になった児童にとって、携帯電話を使うことは当たり前のようになってきている。実際に携帯電話を所持している子は、ほとんどいなかったものの、中学生や高校生の兄弟は。携帯電話を多く所持していた。
 そこで、保護者にも携帯電話利用に潜む危険性を、児童とともに考えてほしいと考え、希望する保護者も参加できる形で、携帯電話における情報モラルの取り組みを試みた。実際には、NTTの職員にきていただいて授業をしていただいた。子どもたちは、個人情報を安易に出してしまうことの危険性や無料ゲームが無料でなくなってしまう事例などを知った。特に、学校名・年齢・性別・生まれた月(星座)があれば、個人の特定がほぼできてしまう実験に驚いていた。また、携帯ゲームやネットによる無料ゲームは、実際に行っていた児童もいて、子どもたちも真剣に話を聞くことができた。参加した保護者も、その様子を見て、携帯電話に潜む危険性を、より身近に感じたようである。
 情報における環境は、子どもたちが理解するだけではよくならない。少しでも、保護者をはじめとする大人が、理解を深めていくことも大切である。そういった意味においても、今回の取組は大切であったと感じている。