【一宮・今伊勢西小】情報モラル授業
- 公開日
- 2010/12/24
- 更新日
- 2010/12/27
愛知1200校の取り組み
6年生で情報モラルについての授業を行いました。事前に行われたアンケートをもとに,高学年でのネット利用の実態の説明と,ネットを利用する場合の注意点などについて話し合いました。
アンケート結果によると,携帯電話は,6年生になると20%の男子,33%の女子がもっていると答えました。インターネットにつなげられる機器は携帯電話やパソコンだけではありません。ネットにつなげられる携帯ゲーム機の所持割合は,高学年の男子が7割以上,女子でも5割以上となっています。ネットの利用時間も高学年で2〜3割の児童が1時間以上となっています。ネットの利用方法としては,「ゲーム」と回答した児童が多かったですが,「情報収集」と答えた児童も多く,有害なサイトにアクセスする危険性と隣り合わせています。家庭によってネットを利用する上でのルールはありますか,との質問に対しては,「ルールがある」とした児童は半数前後となっています。
このように,子どもだけで有害なサイトにつなぐことができる環境がある,という実態について説明した後,どんなことを自分たちで注意すべきか,ということについて話し合いました。「家族でネットのルールについて話し合う」「ネットをする時間を減らす」「(図書館の本などの)他の方法で情報を探す」などの意見が出ました。
ネットの世界は児童に予想以上に浸透しており,情報モラルを逐一伝え,啓蒙していく必要があると感じました。