【知多・知多中】『携帯安全教室』開催しました!
- 公開日
- 2010/12/27
- 更新日
- 2010/12/27
愛知1200校の取り組み
8月26日、9月6日の2回にわたり、携帯安全教室を実施しました。
8月は保護者・教員向け、9月は生徒向けの教室でした。携帯電話をはじめとした情報ネットワークに関するトラブルは近年増加するばかりです。中には、殺人事件に発展してしまうケースや、中高生が逮捕されているケースもあります。中学生にとっては、生まれたときから普通に目にしている携帯電話。いわば、身近にあって当然の道具です。「中学生に携帯電話は必要か否か。」という議論はもちろんありますが、正しい情報モラルやマナーを知識として教えていくことも一方で大切なことだと思います。
<知多中学校の携帯電話所持率>−生徒への生活アンケートよりー
全校生徒・・43% 1年・・28% 2年・・43% 3年・・58%
学年があがるにつれ、所持率は高くなっています。全体では43%という数字、これ
が高いか低いかは別として、「みんな持っている。」とは違うような気が・・・。
<携帯電話をもっている生徒に聞いた「使用についてのルールがある家庭」>
全体・・51% 1年・・58% 2年・・47% 3年・・51%
「大丈夫か・・」と思う結果でした。半数の生徒はルールのない状態で使用している
との結果です。ルールがないと答えた生徒の家庭では、実際は「○○はダメだよ。」「○時間しか携帯はダメだから。」と大人としては『ルールを定めている』と思っていても、子どもはそう受け取っていないケースがあるのでは?とも思いました。インターネットにつながれば「何でもできてしまう」携帯電話です。知らないうちに被害者にも加害者にもなりえます。「うちの子は大丈夫」「そんなことまでしないでしょ。」という言葉で片付けていいものではない気がします。
携帯安全教室で配布したパンフレットを利用して、これを機会に家庭で話し合いをするよう働きかけました。