i-モラル日記

【田原・野田小】チャットに潜む危険性

公開日
2010/12/28
更新日
2010/12/28

愛知1200校の取り組み

 本校の6年生の児童35名に、情報に関するアンケートをした結果、80パーセント以上の児童が家庭でインターネットを利用しており、また、その中でも13名の児童がチャットを行っていることがわかった。
 チャットはWebサイト上のサービスを利用して行い、登録も無料でできるものが多く、操作方法も簡単なため、興味本位ではじめた児童が多いようである。しかし、チャットを行う上でのルールやマナー、そしてその危険性について認識している児童は少なく、次第に友達同士のトラブルが聞かれるようになった。そこで、広教のソフト『事例で学ぶNetモラル』の「チャットに夢中にならない」を教材として授業を行った。授業では、チャットを含めメールなどをやる際に大切なこととして「目的や意味をはっきりさせて楽しむこと」「向こう側に心を持った人間がいること」について児童全員で一緒に考えることができた。そして、チャットを行う上でのクラスの三か条(下記)を作ることができた。
一条 相手の気持ちと表情を考えて文章を作ること
二条 チャットをやっていない子の名前は出さないこと
三条 用事が済んだらすぐに終了すること
 また、子どもたちの感想には「これからは相手の心を考えながらやりたい」や「文字を読み返すことの大切さについて考え直した」などの言葉が見られた。直後に行われた保護者会でも保護者全員にチャットについての話を行い、家庭でも話し合う機会を設けて頂くよう働きかけを行った。

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