i-モラル日記

【豊橋・杉山小】携帯電話の使い方を考えよう

公開日
2011/01/11
更新日
2011/01/11

愛知1200校の取り組み

 6年生で実際に携帯電話を持っている子どもは10パーセントと少なく、その子どもたちも親との連絡用に持たされているのが現状です。けれども、多くの子どもが携帯電話をほしがっており、すでに数名(学級)が中学に進学したら買ってあげるという親との約束を取り付けています。
 通話やメールはもちろんのこと、高解像度のカメラ機能、インターネット検索や予約、GPS機能など、現在の携帯端末の機能の進歩は著しく、私たちの日常生活に欠かすことのできない便利な道具になってきています。反面、長時間の通話やネットゲームによる料金の問題やチェーンメールなどによる被害など、さまざまな問題点も数多く発生しています。
 そこで、多くの子どもたちが実際に所持するようになる前に、携帯電話の便利なところと心配なところを紹介し、正しく活用していこうとする姿勢を高めようと授業実践をしました。指導にあたっては、「事例で学ぶNetモラル」の映像クリップを視聴させ、使用経験が少ない子どもたちにも自分の利用場面を想起しやすいようにしました。
 授業を通して子どもたちは、「ゲームなどの遊びに携帯を長時間使ってはいけない」「親との連絡や必要なことを調べるときに使うようにしよう」など、携帯電話を使う目的が大切だということを理解できたようです。