【大口・大口中】ネット社会の落とし穴 〜コミュニケーションについて考えよう
- 公開日
- 2011/01/11
- 更新日
- 2011/01/11
愛知1200校の取り組み
本校では,携帯電話・インターネットによるトラブルに焦点を当て,性情報への対処やネットコミュニケーションについて考える企画を実施しています。学年があがるにつれ携帯電話の所持率が上がっていますので,今年度は所持率の低い1年生からトラブル対策だけでなく,トラブルに巻き込まれないための利用方法について学習する場を位置づけることとしました。
今年度は6月25日に第1回学校保健委員会として,NTTドコモ「ケータイ安全教室事務局」から講師をお招きし,講義を行いました。第1部は1年生を対象に講演を行い,第2部では,保護者向けに講演と協議を行いました。
第1部では,豊富な資料を使用して,携帯電話やインターネットでのトラブルについて学習しました。生徒の事後のアンケートでは,「携帯電話では,ゲームのサイトやメールの一つで危険に合う世の中なのだなと思った。」「高校生になって携帯電話を持ったら,よく見てよく考えてアクセスしようと思った。」「携帯電話は間違った使い方をするととても恐ろしいものになってしまうのだなと思った。ルールやマナーを守って使いたい。」などの考えをもつことができました。
第2部の保護者を交えた協議会では,上級生の保護者から携帯電話によって子どもの交友関係が十分把握できないという不安が出されました。また,多くの家庭で携帯電話の使用のルールがあいまいであるという実態もうかがえました。
生徒,保護者ともに安易に考えがちであった携帯電話などについて,これから望ましい行動選択のをする必要性を実感しました。