【東郷・東郷小】 親子のためのネット社会の歩き方セミナー
- 公開日
- 2011/01/13
- 更新日
- 2011/01/13
愛知1200校の取り組み
本校では、調べ学習や発表用資料の作成など担任の指導のもとで児童がパソコンを使っている。しかし、携帯電話の普及により高学年を中心として、携帯電話でのメールやインターネットをする児童が増えているのが現状である。携帯電話の通話・メールによる使用は、保護者の目も届きにくく、どのように使っているか把握しづらい状況にある。また、家庭において、金額面の制約はかけても、どのように使っていくべきか教える機会が少ないため、これからの情報モラル教育は、パソコンだけでなく、携帯電話も視野に入れていく必要がある。
そこで本校では、ICT推進に携わる講師を呼び、6年生児童だけでなく保護者も対象としてセミナーを開いた。子どもの携帯電話でのメール・インターネット利用の実態や無料ゲームサイトでのトラブルなど、現在の子どもたちがどのように携帯電話を使用しているかを紹介してもらった。また、今後携帯電話やパソコンと上手く付き合っていくためにどのようにしたらよいかを話してもらった。参加した児童は、インターネット社会の良い所、悪い所を知り、自分や他者を大切にできる人間を目指し、互いにルールを守っていくことが大切であるということを教わった。あるいは、保護者からも「今日、娘と携帯電話の使い方について話してみます」などの感想が聞かれた。
今回の講義を通して、家庭でも携帯電話の使用を意識してもらえるようになり、今後携帯電話を持つ児童にとってもよい機会となった。