岡崎市立甲山中学校の2年生では、「小中学生に携帯電話を持たせないように努める」という一昨年、石川県で可決された条例をきっかけにして、中学生として携帯電話をどのように使うのがよいかを、考える授業を行った。
　授業では、この条例に関する自作資料から、様々な立場の考えにふれさせ、相手が見えない電話だからこそ、相手を思いやることが重要であることに気づかせるようにした。
　授業後の生徒の意見には、「電話やメールは自分の都合を相手に押し付けてしまうことがあり、相手のことを考えて利用しなければならないこと」などが書かれており、生徒が意欲的に、このツールについて考える姿が見られた。