【豊川・豊川小】「携帯電話の上手な使い方」
- 公開日
- 2011/01/27
- 更新日
- 2011/01/27
愛知1200校の取り組み
子どもたちの中で、自分の携帯電話を持っているのは3名ほどでしたが、多くの子は、一度は携帯電話を使用したことがあるという現状でした。どんな使い方があるのかは、なんとなく分かっているようです。しかし、それを上手に使わないと、多くの人に迷惑をかけたり、自分に被害がおよんだりすることについては、ほとんど分かっていません。
そこで、「自転車に乗りながらの使用はしない」「飛行機や病院、携帯使用禁止の場所では必ず電源を切る」「バスや電車の優先席付近では電源を切る」「図書館や映画館など静かにしなくてはならない場所では、電源を切るか、マナーモードにする」などの基本的なルールやマナーについてどうしてそれを守らなくてはいけないかを考えさせながら、指導しました。
また、勝手に写真を撮ったり、違法サイトから音楽をダウンロードしたりすると、著作権や個人情報保護の法律で問題になること、インターネットへの書き込みやチェーンメールが他人を傷つけたり、個人情報保護の法律に違反したりすること、知らない人に返信すると、自分の情報を相手に知られてしまったり、犯罪のきっかけになってしまうことなどにも触れ、より良い携帯電話の使い方を子どもたちに考えさせました。
「携帯は便利でゲームや音楽を聴くなど、いろいろできるけど、その分危険がひそんでいることが分かりました。知らない間に知らない人に個人情報を盗まれたり、知らない間に法律違反をしたりすることがあることを知りました。携帯電話がここまで、危険だったら、パソコンも同じくらい危険じゃないかなと思いました。携帯電話は持っていないけど、パソコンを使う時も気をつけようと思いました。」「わたしは前から携帯電話がほしいと思っていました。でも、授業を受けていたら、携帯がこわくなってきました。自分でしっかり携帯を管理できるようになってから持とうと思いました。」
子どもたちは、携帯電話やパソコンの危険性を知り、よりよい使い方をしようとする意識になったのではないかと思います。