中学１年生総合の学習でネット社会のモラルについて学習した。パソコン、携帯電話を個人で所有している生徒はほとんどいなかったが、家族所有の携帯電話を使ってメールやネットゲームを多くの生徒が経験していた。「ソーシャルネットワーク」や「プロフ」といった最近話題になっている言葉をすでに知っている生徒もいた。
　そこで「親子のためのネット社会の歩き方」という教材を使って、ネット社会に潜む危険性、必要なモラルについて考えさせていった。いくつかの質問に答え、その結果から携帯電話への依存度や、ネット社会のモラルなどについて判定した。いつもの使い方がモラルに反していたり、携帯電話への依存度が高い傾向にある生徒が見られた。生徒からは「メールを使う時間や回数、内容にも気をつけたい」「ゲームは楽しいだけでなく、危険なこともあることが分かった」という意見が出た。
　普段から使い方に気をつけようとする意識を高めることができた。