【豊橋・栄小】情報モラル指導〜コンテンツを活用した取り組みの紹介
- 公開日
- 2011/01/29
- 更新日
- 2011/01/29
愛知1200校の取り組み
豊橋市立栄小学校では、情報教育年間カリキュラムのひとつに、学年に応じたネットモラル指導計画を設けている。(1)情報の受け手としての心構え、(2)情報を発信する際の注意事項、(3)メディアリテラシー全般という区分で、6年間を通して段階的に取り組めるよう指導している。
その一例として、10月に6年生の全学級で実施した高学年の取り組みを紹介する。
テーマ:「情報機器の取り扱い方…あなたは本当に大丈夫?!」
6年生になると、携帯電話を持ち始める子が少しずつ増えてくる。携帯電話やパソコンでのメールのやりとりを友達同士でしあっていたり、インターネットのサイト上での買い物を実際にしたりしている子もいる。こういった情報機器の利用は確かに便利ではあるが、反面危険な面もあることを子どもたちにも知らせる必要がある。
Webサイトには個人情報を奪おうとするもの、ネット上での名前をふせての誹謗中傷、有害な情報(フィルタリングはずし)など、小学生の段階から気をつけなければならない内容が多々ある。こういった危険から身を守るのは、結局自分自身であることに気づかせたいと願い、授業参観日に学年一斉に情報モラルの授業を行った。その結果、保護者から「前よりは気をつけているようだ」「親と約束をしてパソコンを使うようになった」などの反応があった。
今後も引き続き情報モラルに関連した指導をしていきたいと思う。