【阿久比・東部小】無料ゲームサイトの危険性に関する授業
- 公開日
- 2011/01/31
- 更新日
- 2011/01/31
愛知1200校の取り組み
本校においても,携帯電話を所有する児童の数が年々多くなってきており,6年では2割ほど所有している。また,家庭におけるコンピュータの利用者もかなり多い。情報モラルについては年間を通して計画的に指導を行っている。
最近は,無料ゲームサイトが流行しており,3分の1以上がこの無料ゲームサイトを利用して遊んでいることがわかった。このサイトについて調べると,以下のようなことが判明した。
1.登録時に自己紹介をするプロフィールサイトが作られる。
2.ゲーム内で利用者同士のチャットができる。
3.特定のアイテムは有料で,ゲームを進めると途中から有料になる。
そこで,6年生を対象に無料ゲームサイトに潜む危険性について授業を行った。最初の調査では,児童は「無料ゲーム」ということで,その危険性についてはほとんど感じていない様子であった。個人情報の漏洩やすべてが無料ではないといった危険性について知らせると,「知らなかった」「そんなことあるの」といった声が聞かれた。この他にも,安全だと思っているサイトにも様々な危険性があり,危険を回避することは自分自身で行わなければならないことを指導した。授業後には,サイトを利用する際には十分注意するという意識が高まったようである。
また,保護者は自分の子どもがゲームを楽しんでいるだけと思っているため,サイトの危険性について周知してもらうために,保護者向けに注意とお願いの文書を出した。