【豊橋・向山小】「ケータイ安全教室 映像教材」を使った実践
- 公開日
- 2011/02/07
- 更新日
- 2011/02/07
愛知1200校の取り組み
近年では携帯電話は多機能化・高性能化を続け、今やあると便利なものからなくてはならないものに変わりつつあると感じる。本学級で携帯電話を現在所有している児童はほんの数人だが、欲しいと思っている児童が半数ほどいる。児童に携帯電話についてどう思うか尋ねたところ、予想どおり、「便利なもの」「メールやゲームができて楽しそう」といった明るい面が挙げられた。そこでまず、携帯電話で使ってみたい機能についてアンケートをとってみた。メールにインターネット、デジカメやゲームなど児童は多くの機能を知っており、使ってみたいと答えた。次に携帯電話のマナーや安全な使い方についても同様にアンケートをとってみたが、「落とさないようにする」「なくさない」などの回答が多く、具体的には想像ができない様子だった。そこで、「ケータイ安全教室 映像教材」を使い学習を進めた。
本教材は携帯電話の使用上のマナーや安全について気をつける点が、項目立てられている。さらに、それぞれの場面で児童に考えさせる3択のクイズ形式になっているのがよい点である。さらに、なぜだめなのか説明が具体的にされているところもよい点であった。この中では特に、個人情報の管理、迷惑メールへの対応、情報の発信について、学習することができた。
映像教材を見せた後、児童は「ケータイは気軽にあつかえると思っていましたが、ちゃんと注意しながらあつかわなければならないのが分かりました。」「ケータイは写真が撮れたり、ゲームができたり、楽しいこともあるけど、危険なことがたくさんあるので、気をつけなければないけないなあと思った。」など、携帯電話を安全に使いたいという気持ちをもつことができた。