【東浦町教育委員会】情報モラル教育についての教育フォーラムの開催
- 公開日
- 2011/02/07
- 更新日
- 2011/02/07
市町村教委
東浦町では1月29日(土)、東浦町文化センターにおいて、保護者、地域住民、教職員を集めて、「情報モラル教育のあり方〜情報社会を生きる子どもたちのために〜」と題して教育フォーラムを開催しました。近年における情報社会の進展により、インターネットや携帯電話などの普及が急速に進む中で、児童生徒がトラブルに巻き込まれる事件が多発しています。また、インターネットの掲示板や携帯電話のメールによるいじめが起こるなど、新たな問題も発生しています。
こうした状況を踏まえ、学校、保護者、地域がともに連携し、児童生徒の情報モラルに対する意識を高めたり、保護者の情報モラルに関する認識を高めたりする活動を推進することが求められています。今回の教育フォーラムでは、こうした共通認識を築く基盤となるよう意見交換を行いました。
教育フォーラムでは、最初に愛知県警サイバー対策室の鈴村辰夫氏による基調講演を行いました。その中で、最近のネット犯罪やトラブルなどの事例や対処法などについて話していただきました。続いて各中学校区の教員代表、東浦町教育委員会指導主事に鈴村辰夫氏を交えて、情報モラル教育のあり方をテーマにパネルディスカッションを行いました。事前に児童生徒に携帯電話やコンピュータの利用実態等についてアンケートを行い、その結果をもとにトラブルの事例や対処法などについて意見交換を行いました。会場の参加者からも質問や意見が出され、有意義で活発な議論ができました。
今回の教育フォーラムを通して、参加者の中で児童生徒の実態についての理解が深まり、これからの情報モラル教育のあり方について、学校と家庭が連携しながら進めていくことの必要性について共通認識を築くことができました。