【豊山・豊山小】既存の資料を活用して手間をかけずに大きな学習効果
- 公開日
- 2011/02/14
- 更新日
- 2011/02/14
愛知1200校の取り組み
本校では1月に5、6年生の各クラスで、警察庁や警視庁の啓発ビデオを利用して授業を行いました。誹謗中傷に関する事例では、掲示板でのやりとりについて意見交換を行い、インターネットを介した犯罪事例では、警視庁から出されているパンフレットを活用し、被害に遭わないための次の6つの約束を指導しました。
1.人を傷つけない。
2.知らない人に自分の情報を教えない。
3.サイトを通じて知らない人と会わない。
4.人のパスワードを勝手に使わない。
5.すぐに大人に相談する。
6.違法なファイルをダウンロードしない。
子ども達は、「自分が被害者になるだけでなく、加害者になる危険性があることが分かった」「困ったことや分からないことは、すぐに大人に相談したい」などの感想をもちました。子どもが主人公になっている被害事例のビデオは大変インパクトが強く、一人一人がインターネットを安全に使おうという気持ちを高めることができました。
また、1月28日の中学校説明会の後で、6年生の保護者を対象に、情報モラル教室を行いました。進学を機に子どもに携帯電話を持たせようと思っている家庭もあることを考慮し、i‐モラルで紹介されていたパンフレット「ケータイは、子どものおもちゃじゃありません」を活用し、子どもに携帯電話を持たせる危険性について注意を喚起することとしました。掲載されている具体例を参考に、予防策や対応策を紹介すると、保護者の皆さんは熱心に聴いてくださり、携帯電話の必要性の有無や安全な利用の仕方について親子でよく話し合うこと、インターネットの利用について家庭での約束を決めることなど、多くのことを提案できました。
今後も、授業参観で情報モラル教育の授業を行うなど、学校と保護者が一層協力し、高度情報化社会の中で、子ども達が安全に暮らしていけよう取り組みを継続していきます。i−モラル等で紹介されている学習資料を上手に利用することで、簡単に効果的に授業を進めていけると考えています。