【豊川・豊小】ルールとマナーを考えよう
- 公開日
- 2011/02/16
- 更新日
- 2011/02/16
愛知1200校の取り組み
高学年になるにつれて携帯電話の普及率や興味・関心は高まりをみせる。
今回実践した4年生(75人)では、自分の携帯電話を持っている子は、男女合わせて14人、(19%)だが、欲しいと思っている、興味・関心があるという子どもを合わせると56人(75%)にもなっている。
そこで、これから多くの子どもが持つであろう携帯電話のマナーやルールについて学習しておく必要があると考えて、実践を計画した。ただ、実際には持っていない子が多いことから、保護者の授業参観日を利用して、親子でルールとマナーを考えることにした。親子で考えることによって、実際に使用している大人がどんなことに気をつけているのか、何がよくて、どんなことがいけないのかをはっきりと伝えることができると考えた。
実践では、まず生活の中にあるルールやマナーについて考えて発表をし、ルールやマナーというものがどのようなものであるのかを明確にした。そして、情報モラル教材「春野家ケータイ物語」をDVDで見て、いけないと思うことを出し合い、親子で携帯電話を使ううえでのルールとマナーを考えた。保護者が参加できなかった子は、担任と一緒に考えた。そして、親子で考えたことや感想などを発表し合った。
授業を終えた保護者の感想には
・親子で一緒に考えることができて、とてもよかった。
・4年生で携帯電話を持っていたり、興味・関心がこんなに高いとは思わなかった。
・学校の授業で、ルールやマナーを学習しなくてはならないことに驚いた。
などがあった。また、子どもたちからは、
・今は持っていないけど、持つようになったら今日勉強したことを思い出して、ちゃんとルールやマナーを守って使いたい。
という振り返りがたくさん見られた。
今回の実践が、子どもたちが携帯電話を使う際のルールとマナーの向上につながり、役立ってくれることを願っている。