i-モラル日記

【豊山・新栄小】情報モラル教育の実践

公開日
2011/02/24
更新日
2011/02/24

愛知1200校の取り組み

 本校では、昨年度から道徳の時間に、「春野家ケータイ物語」(メディア教育開発センター)のDVDを使い、情報モラルについての学習を行っています。
 5年生では、「責任ある情報発信」という作品をもとにして、情報を発信する際に守らなければならないことを子供たちに考えさせました。学校や家庭では、子供たちには携帯電話を利用することにより犯罪に巻き込まれないよう、注意を繰り返し指導してきました。ところが最近では、子供が加害者側になってしまう事件が増えてきているようです。それはブログに、許可なく他人の情報を載せてしまったり、著作権に触れるようなものを載せてしまったりして、トラブルを引き起こしてしまう事例が増えているからだそうです。ドラマ中の主人公がとった行動についての是非や、その時の主人公の気持ちについて考えさせ、さらにこの主人公がとった行動によってこの先、引き起こされるかもしれない騒動について考えさせました。授業を受けた感想を児童に聞くと、「勝手にブログに他人のことを載せてはいけないことを初めて知った」とか「ブログは怖い。情報を発信するときは、よく考えないといけないと感じた」といった内容が多くありました。情報発信について、責任を持って行う必要があることを学んでくれたと思います。
 また、本年度は、PTAの委員会で、各省庁が共同で制作した「かしこく使おう!インターネット・ルールガイド」や「家族で話そう!安心インターネット」というパンフレットを使い、子供たちをいかにインターネット被害から守ったらよいかを話し合いました。
 本校では5年生で30%、6年生では40%の児童が自分専用の携帯電話を持っており、集まった保護者の方々も人事ではないと、真剣に話し合いに参加していました。

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