【岡崎・井田小】情報モラルの授業
- 公開日
- 2011/02/24
- 更新日
- 2011/02/24
愛知1200校の取り組み
本実践では,居眠りする友だちの寝顔を携帯電話で動画撮影した主人公(れいな)が,その動画を撮影された本人(ありさ)に無断で動画投稿サイトに投稿してしまったという事例を通して肖像権について考えさせるものである。
まずは題材となるクリップで話を確認した。その後,「ありさの寝顔を撮影するれいなの気持ち」を考えさせた。子どもからは「ありさがかわいいからつい撮ってしまった」「友だちだからいいと思った」など,独善的なれいなの気持ちが発表された。
次は子どもたちに投稿することで何が起きるかを考えさせると「世界中の人に見られてしまう」「悪い人に何かされそう」などの意見が発表された。この段階で,意志に反して映像が投稿されてしまうことは,本人にとって良くないことにつながり得ることが子どもたちには意識された。