【弥富・十四山西部小】「チャット」について考えよう
- 公開日
- 2011/03/01
- 更新日
- 2011/03/01
愛知1200校の取り組み
本校では5年生を対象に「チャット」に関する学習を行いました。その中で,発言者が特定できないようにニックネームをつけて「給食」をテーマに全員参加のチャットを行い,一定時間後にチャット内の会話を振り返る活動を行いました。
会話の振り返りで,児童は,最初は好きな給食や嫌いな給食の話をしていたのが,次第に会話が成立しなくなっていく様子を実感しました。そして,会話が成立しなくなる原因として,「言葉が乱暴になる」,「会話を乱す」,「まじめに話をしてくれない」などの問題点に気付きました。問題が起こる理由を考えさせると「文字が早く打てないから,短い乱暴な言葉や意味のない適当な言葉を打って参加する」,「発言者が分からないからふざける」などの意見が出て,そこからネット上でチャットをするときの注意点として,「ルールを決める」,「一方的に話さずに,相手の反応を待つ」,「誤解をされないように具体的に話す」,「自分だと分からないからといってふざけない」などの考えをもつことができました。
今回の学習を通して,児童は,チャットの便利さと,顔や様子が分からない相手と会話をすることの難しさを体験的に学ぶことができました。