【一宮・西成小】「疑似体験教材を使った情報モラルの指導」(5年)
- 公開日
- 2011/03/04
- 更新日
- 2011/03/04
愛知1200校の取り組み
調べ学習を行う,学習教材を利用する,動画のサイトを見るなど,5年生の子供たちにとって,インターネットは身近な存在となっている。また,旅行の申し込み,商品の購入,映画や音楽のダウンロードなどを家族が行っているというケースも多く見られる。そこで,子供たちが情報を正しく安全に利用するためには,そういったインターネットの利便性だけでなく,その裏に潜む危険性についても学習していくことが必要であると考えた。
本時の学習では,ネット上の掲示板の擬似体験教材を用い,6種類の掲示板を見て間違っているところを見つけながら,個人情報を書き込まないこと,ふざけた意見やうその情報を流さないこと,人を傷つけるような言葉を使わないことなどを学んだ。
子供たちは,「個人情報の漏洩」「ネットいじめ」「著作権の侵害」などの言葉を断片的には知っているが,具体的にそれを犯すとどんな危険が待ち受けているのかまで理解している者は少ない。授業を終えて「インターネットは全てがいいというわけではない。」「マナーを守って利用する。」「悪いことにならないように,しっかり確認してから使う。」「個人情報は絶対に書かない。」などの感想をよせてくれた。
今後も様々な機会を捉えて情報モラルの学習を行い,情報を正しく活用し,情報社会での行動に責任を持つことができるように指導していきたい。