i-モラル日記

【みよし・三吉小】平成22年度における本校の取組

公開日
2011/03/24
更新日
2011/03/24

愛知1200校の取り組み

 本校では、高学年を中心に携帯電話の保有率が高くなっている。保有している児童の活用状況は、「遊びに出かけた時に、親に『今から帰る』と伝える」というものから、「(仕事中の親に)電話をかけられない時に『今、どこにいるのか』を尋ねる」といった内容のものがほとんどを占めている。しかし、中には数こそ少ないものの「詳しいことはメールを見てね」や「話しはいいからメールで送ってね」という内容を送り、メールのやり取りを楽しんでいる児童がいるのも事実である。実際にチェーンメールまがいのメールに遭遇し、困って担任に相談し発覚したという例もある。
 このような実態を踏まえ、6年生では、学級活動の時間を利用して年度当初に携帯電話の保有の有無を問わずに全体指導で、相手のはっきりしないメールに対する対処の仕方を指導した。さらに愛知県警察本部少年課・生活安全総務課サイバー犯罪対策室より提供された『携帯電話のフィルタリング啓発資料』も活用して広く保護者にも呼びかけた。
 また、5年生を対象に市の情報教育支援員の協力を得て、携帯電話の利用時の注意事項についての授業を行った。
 今後は、携帯電話だけでなく、インターネット等の使い方も含めて適正な使用について指導を行っていきたい。また、5、6年に限らず学年を広げて情報モラルについて指導の充実を図っていきたい。今年度2月のコンピュータ室の機器更新に伴い、バーチャル的に体験できるソフトウェアが導入されたので、携帯電話の画面をコンピュータ画面に表示するなどして情報モラルの指導をさらに充実できるように、教職員にも呼びかけていきたい。

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